昨日行った、「
梅美人」さん。
80年の歴史をもつ酒蔵です。
敷地内の建物や蔵が5か所も国の登録有形文化財に指定されている酒蔵なのです。

昔は海からも見えたという八幡浜のシンボル的存在だった煙突です。
高さ23メートル。立派ですねぇ〜。
「ウメビジンホン店」と書かれた文字は白いタイルだそうです。
敷地内にはいると、先日初しぼりされたばかりのお酒、麹の香りが漂ってました。
店内にさりげなく置かれたものがレトロ〜。
このレジスターなんてすごいでしょう!!かっこいい


酒造りに誇りをもって、こだわりの中で伝統を守り続けているご主人の案内で蔵の中を歩きました。
本当、お酒造りって大変なんですね。
「麹は生き物」って耳にするけど、本当にそうらしいです。たとえば、この酒蔵ではもろみを作る時に音楽を流しているそうです。そう、この蔵でリサイタルを開いたこともある、八幡浜出身の宮本益光さんの歌です。
『何か違うんですか?』という質問に、根拠はないけど聴かせているお酒と、聴かせてないお酒では違うってことは間違いないそうです。
*ある研究所で「もやし」をつかって実験したそうですが、クラシックが一番成長がよいという結果がでたそうです。(*_*;ビックリ
この圧搾機も創業当時から使ってるそうです。
完全に絞れないから上質なお酒になるそうです。絞りすぎると量は増えるけど、質は落ちちゃうそうです。
あと、驚いたのは、お酒は基準度数になるように「仕込水」と呼ばれる水で薄めて調整するんですね。
梅美人さんでは、名水百選に選ばれている観音水(息子kunたちとよく行く野村のお水)と、梅美人さんの地下50メートルから湧き出す地下水を使用してるそうです。お酒は米と水が命、良い水を使えばそれだけ酒もおいしくなる!! なるほど〜〜〜。

で、今回は本当にタイミングが良かったので、薄める前の原酒や、その年一番のお酒で斗瓶に入ったものすごく貴重なお酒を「利き酒」させてもらいましたぁ〜。
まぁ、何と言っていいのか・・・とにかく飲みやすいのよっ(*^_^*)
出来たての「酒かす」なんて生でお刺身みたいに食べれちゃうんですよぉ〜。
ラッキー続きの見学でした。

事務所や住居も重要文化財になっているけど、屋内も案内してもらえるとは思ってなかったので、これまたラッキー(*^_^*)
この鏡のように対になっている部屋は、それぞれのお客様に甲乙を付けないために左右対称に作っているそうです。なるほどなぁ〜。
でも、何が凄いかって・・・この伝統ある建物に今も住んで、家業を営んでいるってとこですよ!
隙間風や修繕やって大変だと思うよ。守り続けるって、周りで思うよりも数段大変でしょうね。

今、日本酒離れと言われてます。焼酎が強くなったもんねっ!
でも、酒蔵の方々は伝統を守りながら、新しいことにも挑戦してるんですね。
→この化粧水もそうだけど、酒蔵でバリトンのリサイタルや、小さなショー。落語の会も催しています。
酒蔵に訪れて、知ることによって私も今までより「日本酒」を身近に感じれるようになった気がします。
同じものは二度とできない。。。そんな世界に魅了された職人の人たちの思いの詰まったこの1本は大切に飲ませてもらおうと思います。
職人歴50年。杜氏になって40年のベテランおじさんがつぶやかれた一言。
「毎年、1年生ですわぁ〜」何か、感動しちゃったよっ。
定期的に見学会をしてくれるみたいです。機会があれば是非、この八幡浜の伝統を守り続ける素敵な酒蔵をのぞいてみてください。。。
「利き酒」させてもらうと、夕方には『ほろ酔い

』になっちゃいますけどぉ〜〜〜。
本当に飲みやすくて、なんとも美味しいから、、、気づいた時には・・・

■おまけ■
日本酒の賞味期限・・・って???
ない!!そうです。 栓を開けてても同じ。
色が変わってくるのは、実はお酒はもともと無色透明ではなく少し黄色がかっているそうなのです。
で、炭をつかって漂泊して製品化されているから、黄色くなるのは、元に戻っただけ!!
で、なんか変な臭いがしてきたら『酢』になってるってことだそうです。
もともと、お酒は発酵させてるから、お腹壊したりしないんだって。。。何よりもアルコールってことが「消毒」なので、食中毒とかの心配がないってこと!
もう駄目かなぁ〜って思ったお酒も大丈夫!!風味が落ちたら料理にでも使ってください〜。
お酒がくさったら、『酢』になるとは・・・知らなかったです。