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息子kunの背中。なかなか中学生らしくなってきたやんっ)
息子kunの中学校では年に一度「いのち」の授業をします。
朝の2時間は小児がんと闘った9歳の直也くんの話で授業。「命」とは・・・。。。
その後体育館で開催されたのが
「堀内佳いのちのコンサート」です。
2年前になるな。地方紙の記事を読んで・・・・ずっと行きたかったコンサートです。
2年前のブログ偶然なんだけど、昨日の映画に続いて行きたかったものに出会えた週末になりました。
で・・・今日は・・・昨日の映画とリンクしちゃって昨日以上に
感動して涙が止まりませんでした。。。
生い立ちについては2年前のブログで紹介しました。
まず、何よりも驚いたのは「優しい声」です。
心の深いところに届きそうなその優しい声はいろいろな人権コンサートや同じようなテーマでのコンサートを聴いて感動してきたけど・・・今までの誰よりも本当にその「優しい声」に心が震えました。
最初、周りの保護者の方々の手前我慢してた涙が途中からは我慢しきれず・・・止まらなくなっちゃいました。。。
何でなんやろ??なんでこの人はこんなに優しい声で心の壁を取り払ってくれるんやろ。。。
今は魔法にかけられたような気分です。(ちょっと放心状態です)
1歳の時に両眼球を摘出して光も何もない世界で生きてきたはずの堀内さんの詩にはたくさんの色や風景が出てきます。青い青い・・・とか、みえない堀内さんのほうが色を感じ、季節や風やいろいろなものをかんじているのでしょうね。
・・・今、ちょうど息子kunが帰ってきました。
「すごかったな!!泣いたなぁ!!」
「うん!!すごかった。。。俺も泣いたで」
「声がすごいよな。」
「そうなんよ。なんであんなにすごいん?やばいやろ!なんであんな声が出せるん?」
「母さんもいろんなコンサート行ったけど、今日の声はすごすぎるわ!」
「本当やな!感激したな!!」
二人で興奮気味のトークです。
そっと見守りながら、最期まで優しかった強い母親。
「障害者として生きるな!人として男として生きていけ!」誰よりも厳しかった父親。
『俺は幸せやぁ~』
昨日の1/4の奇跡でのかっこ先生が言ってた言葉と同じ言葉がたくさん出てきました。
「見える人生と見えない人生・・・・もう一度選ぶことができたらどちらを選ぶかわかっとるやろ」
お母さんの言葉です。
・・・だからこそ分かること。・・・だからこそ感謝できること。・・・・だからこそ幸せだって思えること。
生きることを大切にしている方々から、たくさんのことを教えてもらってます。
堀内さんは一昨年父親を亡くし、昨年母を亡くし、そして同じく昨年大病を患い手術したそうです。
5年後の生存率は50%。 でも笑って言いました。
「僕を見て!死ぬとは思えんやろ。想像もできんやろ。絶対5年後にまた会おうな!」
堀内さんから最後にお願いされました。
「自分のことを大事にして、
自分を認めてあげて、自分を好きになってほしい」ありのままの今のままの自分を愛してほしいって・・・。
配られたアンケートに感想をかく欄がありました。
お礼の言葉と一緒に・・・・私の好きな言葉を
「幸せを手に入れるんじゃない。幸せだと思える心を手に入れるんだ。」私にもそんな心がもてますように。。。
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