『アントキノイノチ』(2011年)
監督: 瀬々敬久
原作:さだまさし
出演:岡田将生、榮倉奈々、原田泰造、鶴見辰吾、檀れい、染谷将太、柄本明、堀部圭亮、吹越満、津田寛治「アントキノイノチ」と口の中で何回も言ってみて…
あのシーンはちょっと、、、
残念な感じに思ったのは私だけ(笑)
後半から、泣いちゃいました
最近観た映画の中では、かなりの勢いで涙がでちゃいました。
アノトキノイノチが繋がって今があるんよな。
それぞれに心に傷を持つ若い男女が、“遺品整理業”の仕事を通して
“生と死”に正面から向き合い成長していく姿を描えた映画です。
遺品整理業か・・・
仕事柄、遺品整理に携わることがあります。
だからなおさら心に響くものがあったのかもしれません。
原田泰造がすごくいい役してました。
「生きるっていうことは、すっごく恥ずかしいことだ。
亡くなった人の部屋片付けるだけなら誰にだってできる。
でもなそれをきれいに掃除して
その人のいいものだけを残してあげて
亡くなった人のメンツを守ってやるっていうことがさ俺たちの仕事だ」
尊厳を最後まで守ってあげたい
それは私たちの仕事も同じ…生と死が私の生活の中でどんなに近くなってきても
忘れてはいけないことです。
生きるって難しいなぁ~と感じることがよくあります。
それは年齢に関係なく…その世代の中で生きること、抱える問題に違いはあるけど
やっぱり簡単じゃなくて難しい。
人の命には限りがある。
そんなの当たり前のことだと思っていても、今日という日を特別大切に出来ているかといえば
そうでもなく。。。当然のごとく明日があると思っているからね…
昨日、数時間前にたしかにあった一つの命が終わりました。
思うところはいろいろあったけど
それでもやっぱり今日という日を特別大切にはできていません。
それが生きて生活するってことなんやろうかな。
その瞬間、瞬間に次々と違うことを思い考え笑うことさえできるんやもんなぁ~。
「人は忘れることができるから生きていける」
って最近見たなんかの映画で言ってたなぁ~。
そうなんよな。
今日も頑張っていきましょかっ!!
my星
.5
映画・本 №51(年間鑑賞数)